今回は、フォロワー数十万人が当たり前!AIベイビーファッションショーの作り方について解説をしてきます。
👇️こちらの動画がこのジャンルの初投稿で8月5日のものになります。
👇️こちらの方は動物系のアレンジも織り交ぜ急激にフォロワーを伸ばしています。おそらく日本人です。
👇️こちらのアカウントは8月16日初投稿ですでに36万人のフォロワーを獲得しています。
「こんなの需要あるの?」「今からやっても遅いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、いくつかポイントがつあります。
- アジア系(日本など)にローカライズしてやっている人がまだ居ない
- AIを使えば無数の表現の幅がある中、まだまだ出始めであまりこすられていない
- かわいい系や新規性のあるものは持続的な需要がある
- なにより、これをやっている人がまだ少なすぎる
などの点から、ファッションショー系のコンセプトは今からやっても全然遅くない、と推測します。
後ほど詳しく解説しますが、コンセプトの考え方などについても触れていますのでぜひご検討ください。
手順
Midjourneyで画像を作成
いろいろな画像生成ツールがありますが、上記のクオリティを出すためにはMidjourneyが必須になります。
Midjourneyがない場合はgoogleの無料ツールimageFXを使ってください。
また、最終的にRunway Gen-3で動画化するため、次のような問題が発生します。
Runway Gen-3で生成される動画のアスペクト比(縦横比)が16:9なのでショート動画にする際に両サイドを切り取る必要がある。
そのため、Midjourneyで作る画像はあらかじめ16:9で作っておき、人物を中央に配置しておく必要がある。
さらにポイントとして、生成された画像について
動物の足が隠れていると動画にしたときに破綻することが多い。
これは画像に無い足をRunway Gen-3が補うために、精度が下がってしまうためです。
プロンプト例
Full body of zebra and baby, human baby riding on zebra's back, baby wearing a costume that resembles a zebra, walking zebra, smiling baby, bright runway, seated audience --ar 16:9 --no other animals, no other people except seated audience
A baby dressed in a panda costume riding on the back of a panda, walking down a fashion show runway. The scene is surrounded by seated spectators, with no other animals or humans present on the runway. The image should be realistic and high-quality, capturing the essence of a fashion show environment.
4k, a baby British Shorthair, whole body, wedding dress for cat, smiling cat, walking like a cat, runway, bright room, audience
まずは上記を参考に画像を作成してみてください。
Runway Gen-3で動画化する
生成した画像をRunway Gen-3に読み込みます。
完成イメージ
プロンプト
Tracking shot: A lion carrying a baby walks by. The crowd takes photos with their smartphones and claps.
カメラの動きは「Tracking shot:」などとして追従する動きにするか、何も入力しなくてもいい感じに動いてくれます。
うまく歩いてくれない・足が破綻してしまう・顔が可愛くなくなってしまう等といった失敗も多く出てきますが、プロンプトの試行錯誤と生成回数を増やすことでより良い作品を作ることができます。
動画編集ツールでつなぎ合わせる
CapCutなどの編集ツールで出力した動画をつなぎ合わせていきます。
単純な操作しかしないため、どんなツールでも問題ないかと思います。
ここではデスクトップアプリのCapCutで説明します。
大まかな手順
- 使用する動画素材を画面上にドラッグアンドドロップし、タイムラインに設置
- 9:16のアスペクト比になるようにサイズを引き伸ばす
- 好みによってトランジション(画面切り替えのエフェクト)を設定
- BGMはつけずに出力して完成
TikTokなどでBGMを編集
最後にTikTokやInstagramなどSNS側の編集機能でBGMを選択したら投稿して完成です。
CapCutなどの動画編集時にBGMをつけてしまわない理由としては、
SNS側でBGMを設定すると楽曲情報が認識されて拡散性や視認性が上がるためです。
バズるための考察と戦略
次に、戦略的にアカウントを伸ばしていく方法について考察していきます。
コンセプト設計
動画が伸びるかどうかはコンセプトが全てと言っても過言では有りません。
まずは、冒頭の動画がなぜバズったのかを抽象化して整理します。
ベイビーファッションショーがバズった主な要素
- とにかくかわいい
- 今までに見たことない映像という新規性・斬新さ
バズるためには少なくともこの2点を達成している必要があると考えます。
まず、かわいい赤ちゃんを作ることが大事です。
Midjourneyの画像をRunway Gen-3にかけたときに、顔が可愛くなくなってしまうことが多々あります。
プロンプトを試行錯誤し、何度も出力してクオリティの高い作品を作ってください。
また、新規性・斬新さというのは特に重要です。
視聴者は、見たことあるような映像に興味を持ちづらいです。
そのため上記2点、かわいさ×目新しさという点に特に注意してアイディアを練ってみてください。
さらに細かくバズった要素を見てみると、
ベイビーファッションショーがバズった細かな要素
- 通常ではありえないような組み合わせによる意外性と調和
- リアルさによって本物かどうかの判断が難しい(頭でわかっていても本物と認識してしまうなど)
上記についても重要な点かと思いますので、下記の具体的なポイントと合わせて考えていきましょう。
差別化を図るための具体的なポイント
衣装やシチュエーションに独自性をもたせる
AIを使えば今まで想像もつかなかった衣装やシチュエーションを創造することが可能です。
ただし、独自性に特化しすぎるあまりかわいくなくなってしまうということは往々にしてありますので、かわいさ×目新しさの相乗効果が得られるほどよいバランスを検討してみてください。
例として日本ではアニメやキャラクター文化が根強いですので、アニメのキャラやディズニーなどの衣装を着せるだけでも一気に独自性を出すことができるようになります。(まだやっている人が居ない段階なので)
年齢を調整する
幼いほど可愛くなる傾向にはありますが、赤ちゃんの年齢を変えてコンセプトをずらす戦略も有効かもしれません。
内容はある程度真似しても良い
特に最初のうちはクオリティの高い動画を作成するだけでも大変です。
最初のうちは、伸びている動画を真似して作り方を学び、スムーズに作成できるだけのスキルを手に入れることを優先すべきです。
まだ誰もやったことがないアイディアを形にするのは、その後でも遅くはありません。
クオリティはとことんこだわる
画像生成・動画生成の各段階で低クオリティなものがたくさん生成されるはずです。
なかなかうまくいかないと「こんなものでいいか」と思ってしまうかも知れませんが、ちょっと考えてみてください。
ギリギリまでクオリティを高めた作品が大量に流れてくるショート動画の中で、「こんなものか」という動画が見てもらえるでしょうか。
ご自身の経験で想像してもらえればわかると思いますが、ちょっとでも「ヘタクソだな」と感じた作品はすぐに離脱してしまうものと思われます。
なので、可能な限り細部までこだわりクオリティを高めてください。
投稿頻度にこだわる
クオリティが最も重要ですが、投稿頻度は可能な限り高いほうが良いです。
投稿頻度が低いとユーザーが離れてしまったり、アルゴリズム上の低評価を受け、新しく投稿してもあまり優遇してもらえないという自体に陥ります。
そのため、クオリティは確保しつつもしっかりと投稿頻度を保つということを意識してみてください。
これはつまり、日常の無駄な時間をいかに削って制作に時間を注ぎ込めるか、という生活全体の設計から見直さなければならないお話でもあります。
具体的には、このような感覚で良いと思います。
理想:毎日投稿
現実:2〜3日に1回投稿
微妙:週に1回投稿
更に詳しく知るには
現在当コミュニティ「AI×ショート動画コミュニティ」では、参加メンバーと共同で有料教材の作成に取り掛かっています。
その中で、この赤ちゃんファッションショーのよりレベルの高い解説と考察を用意しています。
例えば、次のような動画を参考に簡単に模倣する方法などを収録しています。
👇️これを参考に
👇️模倣して動画を作成
さらに上記をベースに様々な類似映像を作成可能です。
もし、より深い考察やアイディア、上記のような裏技的な模倣・作成方法などに興味がある場合は、ぜひ教材の方もチェックしていただけると幸いです。
※現在作成中の有料教材ではこのような他所では決して手に入らないような内容を10〜15本程度収録する予定です。
各種ツールの網羅的な解説も含めますので、特にAI動画やAI画像生成全般に興味がある初心者の方、これから本格的にバズらせたい方などはぜひ私をフォローしてチェックしておいてください。
この記事が参考になったよ!という方は私をメンションして呟いていただけたらリツイートしますので、よろしくお願いいたします。
収録する内容の一部(仮)
- Midjourneyの使い方
- 最新版Stable Diffusionの導入方法
- Runwayの使い方
- KLINGの使い方
- 無料で使える動画生成AIの使い方・一覧
- ThreadsでバズるAI動画の作り方
- capcut / VLLOの使い方
- 今最もアツい各種AIショート動画の作り方(4種類〜) etc..
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