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議事録を自動生成する方法

こんにちは。AIしばです!🐶

今回は無料で使えるAIツールを組み合わせて、現在できる最高レベルの議事録を作成する方法について解説していきたいと思います。

具体的には、

・CLOVA Noteで録音と文字起こし
・Gemini 1.5 Pro(無料)で要約

といった2ステップで解説をしていきます!

短い記事ですのでサクッとご覧になってください!

目次

手順1. CLOVA Noteで録音・文字起こし

まずはCLOVA Noteを使って録音から文字起こし前でを行います。

👇アプリダウンロード

iPhone / Android

👇ウェブページ

録音する

ログインすると以下のようなページになります。

画面下のプラスボタンを押すと、録音開始orファイルをアップロードすることができます。

文字起こしする

録音が完了orアプロードが完了すると自動的に文字起こしが実行されます。

画面下部のボタンを押せば音声を再生することも可能です。

文字起こし精度についてですが、もっと精度の高いツールはありますが、AI議事録を作成するうえでは及第点といったところです。

テキストデータをエクスポートする

次に、テキストデータを出力してGeminiに渡す準備をします。

スマホからでもできますが、次はパソコン版から見てみましょう。

スマホで録音したデータをパソコン上からでも閲覧することができるのでとても簡単です。

画面右上の「︙」を押すとダウンロードするファイルの形式を選択することができます。

これでGeminiに渡すための音声の文字起こしデータを準備することができました!

2. Gemini 1.5 Proで要約する

次に、Google AI StudioのGemini 1.5 Proを利用してテキストデータを議事録にまとめていきます。

テキストデータを入力

ログインすると次のようなトップ画面に移りますので、 先ほどダウンロードしたテキストデータを開き全文をコピー→テキストボックスにコピペします。

ファイルごと突っ込まない理由としては、無料版のGemini 1.5 Proはファイルのアップロードに対応していないためです(有料版は対応しています)。

プロンプトを入力

「議事録を作成してください」といったような簡潔な指示でもいい感じにまとめてくれるのですが、ここではより具体的な指示を考えてみましょう。

プロンプト(指示文)のポイント

議事録に必要な項目やフォーマットは会社や状況によって異なるかと思います。

そのため、自分が作りたい議事録に必要な項目を洗い出して箇条書きにしてください。

例えば、私の場合よくコーチング系のミーティングをするため次のようなプロンプトを使用しています。

会議のコーチングに関するディスカッションの文字起こしを読み、以下の項目を含む議事録を作成してください。

1. 会議名
2. 開始日時、時間、場所 
3. 参加者
4. 目的(議題)
5. アジェンダ
6. 話者ごとの進捗と反省と今後の課題や目的設定
・それぞれの話者ごとに進捗や振り返り、反省、今後の課題や目的設定をまとめる。
・過去の進捗に関して何ができて何ができなかったのかを整理する。
・できなかったことやうまく以下なかったことなどについての感想や思い、反省をまとめる。
・今後に向けた意気込みや感想、やりたいこと、目標やゴール設定をまとめる。
 →今後に関して具体的なToDoやタスクがあれば特に注意してまとめる。
7. 会議の目的は達成されたか
  - 文字起こしの内容から判断し、会議の目的が達成されたかどうかを簡潔に述べてください。
  - 目的の達成度合いが不明確な場合は、「判断できない」と記載してください。
8. ネクストアクション、次回開催日
  - 文字起こしで明示的に言及されている次のアクションや次回会議の日程のみを記載してください。
9. 発言者別全文議事録(参考情報)
  - 各参加者の発言を発言順に忠実に記載してください。ただし、議事録本体では発言要旨にとどめてください。
  - 発言者が不明な場合は「不明」と記載してください。

注意事項:
- 文字起こしにない情報を推測して追加しないでください。
- 各参加者の発言を要約する際は、発言の本質を損なわないよう注意してください。
- 議論のポイントをまとめる際は、客観的な視点を維持し、重要な論点を見落とさないようにしてください。
- 文字起こしで曖昧な点や不明な点があれば、議事録にもその旨を記載してください。

会議文字起こし:
```

```

上記の指示文の最後に文字起こしされたテキストをコピペして実行すると次のような出力が得られます。(一部項目は伏せています)

上記は私の実際の例になりますが、コーチングの議事録として、進捗や反省・目標や次のアクションなどについて適度な情報の粒度でまとめられるため、ほぼ手直し無しで共有することができています。

上記のプロンプトは私の例ですが、自分のケースに当てはめて、どんな項目が必要可、情報の粒度(具体性)をどの程度にするかといった指示を箇条書きにしてみてください。

どのようなプロンプトにまとめれば良いかわからない場合は、次のようなプロンプトを作るプロンプトを使ってGeminiにまとめてもらいましょう。必要と思われる項目を埋めて活用してください。

以下の条件を含む議事録を作成するためのプロンプトを作成してください。
必要な項目
・
・
・
・

まとめ方や情報の粒度
・
・
・

注意事項
・
・
・

こういった指示によって、前述のような議事録生成プロンプトが生成されますので、実際の文字起こしデータで試して見て調整すれば比較的簡単に正解のプロンプトにたどり着くことができます。

3. テキストを保存して完了!

議事録のたたき台が完成したら、テキストをコピペして任意のファイルに保存すれば完了となります。

手直しが不要な精度のプロンプトを調整することができれば、ポチポチするだけであっという間に議事録が完成してしまうので、ぜひ最初のプロンプトづくりに力を入れてみてください(とても簡単ですので!)。

ちなみに今週末、より詳しい議事録作成などに関する無料勉強会を少人数で実施しますので、よければお越しください。

参加URLは公式LINEにてご案内しております!🐶🐾

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